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越前冬の旅──永平寺から丸岡町竹田の里へ
 永平寺では夕食を薬石(やくせき)、朝食を小食、昼食を中食と呼ぶ。これらすべての食事に五観の偈(げ)がセットになっている。その日も薬石に座ったわれわれ参籠体験者に、引率の僧が「箸袋の裏に書かれた五つを読み上げましょう」と、言った。  来た来た、五観の偈(げ)だ。一座に緊張が走る。と、お坊さんが「せいの!」と音頭をとるはずもないが、そのような雰囲気のもと、みんなで粛々と読み進めたのは次のようなこと。  一には功の多少を計り、彼の来所を量る。二には……、三には……、四にはまさに良薬を事とするは ...続きを見る

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2007/12/06 08:04
越前冬の旅──永平寺に泊まり、味わう
 東京・西麻布に曹洞宗大本山永平寺の別院・長谷寺(ちょうこくじ)があり、都心とは思えない静寂さのなかで僧侶たちが修行している。  住職に話をうかがうと、曹洞宗では開祖・道元が『典座教訓』という本で「勉強のさまたげになるかのように思える日々の食事づくりこそが座禅や読経にひけをとらない立派な修行」と説いているそうだ。  禅と食事づくりの関係を、わたしは臨済宗の禅道場で実感したことがあるので、今度は曹洞宗の食事を体験したいと願っているのである。  曹洞宗は臨済宗より戒律が厳しいといわれる。それだ ...続きを見る

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2007/11/15 07:38

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